電気工事士の就職先はどこがいい?失敗しない会社選びのポイントと優良企業の見分け方を解説

■はじめに

電気工事士として就職・転職を考えているものの、「どの会社を選べばいいかわからない」「入社してから後悔したくない」と悩んでいませんか?

現在、電気工事士の需要は高まり続けており、太陽光発電やEV充電設備など新しい電気設備の普及により求人数も増加傾向にあります。しかし、同じ電気工事士でも就職先によって仕事内容、年収、労働環境は大きく異なるのが実情です。

実際に、「電気工事は会社によって工事内容や仕事の範囲が異なるため、実際に仕事を始めてから『イメージと違った』と後悔されるケースもある」という声も聞かれます。


そこで今回は「電気工事士の就職先はどこがいい?失敗しない会社選びのポイントと優良企業の見分け方」について詳しく解説していきます。


■電気工事士の主要な就職先

・電気工事会社・設備施工会社

電気工事会社・設備施工会社は、電気工事士の最もメジャーな就職先として知られています。これらの会社では「あらゆる建築物の屋内配線工事、外線の配線工事、冷暖房設備(エアコン)の工事、ビル管理の仕事を行います」という非常に幅広い業務を担当することになります。

具体的な業務内容としては、「新しい建物を造るときに建物内の電気配線、配電盤や各種電気設備のすえ付け工事などを一から行います」という新築工事が中心となり、既存建物への新たな配線や電気設備の追加を行う改修・増設工事、さらには電気設備の定期点検や故障時の修理対応といった保守・メンテナンス業務まで多岐にわたります。


年収相場は350万円から600万円程度で、経験や保有資格によって大きく変動します。電気工事の基本技術を幅広く習得できることや、独立開業時に活かせる顧客との関係性を構築できる点が大きなメリットといえるでしょう。ただし、体力を要する現場作業が中心となり、天候に左右される屋外作業もあるため、それなりの覚悟が必要です。現場での実践的な技術習得を重視し、将来的な独立開業も視野に入れている方には最適な就職先といえます。


・ビル管理会社・設備管理会社

ビル管理会社・設備管理会社は、オフィスビルや商業施設、マンション、ホテルなどの建物管理業務を一手に引き受ける企業です。これらの建物には照明設備や空調設備、エレベーター、防災設備など数多くの電気設備が設置されており、日常的な保守点検や突発的な故障対応が欠かせません。


電気工事士としてビル管理会社で働く場合、担当する物件を定期巡回したり、大型施設に常駐して設備の監視や保守管理を行うのが主な業務となります。新築工事とは異なり、既存設備の維持管理が中心のため、肉体的な負担が比較的軽く、年齢を重ねても長く働き続けることができる点が大きな魅力です。年収は300万円から500万円程度が相場となっています。


ただし、ビル管理の現場では電気工事だけでなく、空調設備やボイラー、冷凍機械なども扱うため、「ビルメン4点セット」と呼ばれる第二種電気工事士、二級ボイラー技士、第三種冷凍機械責任者、危険物取扱者乙種4類などの複数資格を取得しておくと就職に有利になり、業務の幅も大きく広がります。安定した職場環境で電気工事のスキルを活かしながら、多角的な設備管理のプロフェッショナルを目指したい方におすすめの就職先といえるでしょう。


・その他

電気設備関連製品のメーカーでは、自社製品の設置や修理、点検を行うために、電気工事士や電気の知識を備えた技術者を雇用し、必要に応じて顧客先へ派遣するケースがあります。こうした職種は一般的に「サービスエンジニア」と呼ばれています。


一方、大規模な施設では、電気設備の保安業務を外部の電気保安法人や電気設備会社に委託する方法だけでなく、自社で電気主任技術者や電気工事士を直接雇用し、専属の担当者として配置する場合もあります。その場合、業務の範囲は自社または施設内の電気設備に限定されます。


■失敗しない会社選びのポイント

・工事内容・専門分野で選ぶ

電気工事士の就職先を選ぶ際に最も重要なポイントの一つが、どのような工事内容に携わりたいかを明確にすることです。同じ電気工事士でも、就職する会社によって扱う工事の種類や専門分野は大きく異なります。


一般住宅の配線工事を専門とする会社では、新築住宅やリフォーム工事での屋内配線、コンセントや照明器具の設置が主な業務となります。お客様と直接やり取りする機会も多く、丁寧な接客スキルが求められる一方で、比較的小規模な工事のため技術習得のハードルは低めです。

これに対して、電力会社から高圧で受電するビルや工場に設置する受電電力500kW未満の電気設備を扱う会社では、より大規模で複雑な電気工事を担当することになります。キュービクルや受電設備、大型の動力設備まで幅広い知識と技術が必要になる分、やりがいも大きく、将来的には第一種電気工事士へのステップアップも見込めます。

また、最近では太陽光発電設備やEV充電設備といった新しい分野の電気工事も増えており、これらの専門性を身につけることで希少価値の高い電気工事士として活躍することも可能です。自分のキャリア目標や興味関心に合わせて、どの専門分野でスキルを磨いていきたいかを慎重に検討することが、長期的な成功につながる重要な判断材料となるでしょう


・給与体系や昇給制度の確認

給与を確認する際は、基本給の金額だけでなく、長期的な視点を持つことが重要です。残業代が適切に全額支給されるかは必ず確認しましょう。また、賞与(ボーナス)の過去の実績や平均支給月数も、年収を大きく左右する大切な要素です。


さらに重要なのが、明確な昇給制度の有無。「毎年どのように評価され、給与が上がるのか」という基準がはっきりしている会社を選びましょう。資格取得支援や住宅手当といった各種手当の充実度も、実質的な収入に関わるため見逃せません。面接の場で、具体的な給与モデルを質問し、将来の収入像を掴んでおくことが後悔しない会社選びの鍵です。


・労働環境や働き方をチェック

電気工事士の就職先を選ぶ際、労働環境と働き方の確認は絶対に欠かせないポイントです。電気工事業界は会社によって労働条件に大きな差があるため、入社後に「こんなはずではなかった」と後悔しないよう、事前の調査が重要になります。


まず注目すべきは労働時間と休日制度です。「土日は原則として休日で、平日はほぼ残業がありません」というホワイト企業もある一方で、「休日返上で作業をさせるわりにボーナスなし、福利厚生が少ない、年収が低い、有給休暇を取らせない」といった問題のある会社も存在します。求人情報だけでなく、面接時に具体的な勤務時間や残業の頻度、有給取得率について質問することが大切です。


また、建設業は3Kと言われる「きつい」「汚い」「危険」という側面があるため、安全管理体制の確認も重要です。安全装置の整備状況や安全教育の実施頻度、事故防止への取り組みについて確認しましょう。福利厚生についても、社会保険の完備、退職金制度、資格取得支援制度の有無をしっかりと調べることで、長期的に安心して働ける環境かどうかを見極めることができます。


・会社の安定性と将来性

電気工事士として長期的なキャリアを築くためには、就職先企業の安定性と将来性を慎重に見極めることが不可欠です。転職理由として「業界・会社の先行きが不安」が31.2%を占めるという調査結果からも、多くの人が勤務先の将来性に不安を抱いていることがわかります。

まず確認すべきは、その企業が手掛ける工事分野の成長性です。現在電気工事業界は、太陽光発電設備やEV充電設備、オール電化住宅など新しい電気設備の普及により需要が拡大しており、電気工事業界は安定して仕事ができる環境にあります。しかし、会社によって得意分野や取引先が異なるため、企業が注力する分野が今後も成長が見込めるかどうかを調べることが重要です。


次に、経営基盤の安定性も重要な判断材料となります。大手企業への転職活動を有利に進める方法は、資格取得と専門求人サイトの利用とされるように、上場企業や業界大手は一般的に安定性が高いとされますが、中小企業でも特定分野に特化して安定した取引先を持つ企業は将来性があります。


■優良企業の見分け方

・求人情報での見極めのポイント

求人情報は企業の実態を見極める最初の重要な判断材料です。電気工事士の求人では、特に注意すべきポイントがあります。


まず給与面での確認事項として、基本給と諸手当の内訳が明確に記載されているかをチェックしてください。「月給25万円〜」といった曖昧な表記ではなく、「基本給20万円+資格手当3万円+技能手当2万円」のように詳細が分かる企業は透明性が高く信頼できます。また、「月収50万円以上可能」など相場から大幅にかけ離れた高額提示は、歩合制で実際には達成困難な条件である可能性があるため注意が必要です。


労働条件については、年間休日数と残業時間の記載を必ず確認しましょう。年間休日105日未満や「残業時間応相談」といった曖昧な表現がある企業は避けるべきです。優良企業は年間休日120日前後、月残業時間20時間以下を明示していることが多いでしょう。

また、求人の更新頻度も重要な判断基準です。同じ求人が何ヶ月も掲載され続けている場合、離職率が高く人材が定着しない可能性があります。逆に研修制度や資格取得支援制度について具体的に説明している企業は、社員の成長を重視する優良企業の特徴といえるでしょう。


・面接や会社見学での確認事項

面接や会社見学は、求人票では見えない企業の実態を知る貴重な機会です。電気工事士として優良企業を見分けるためには、この時間を有効活用して具体的な確認を行う必要があります。

まず注目すべきは面接官の対応と説明の丁寧さです。質問に対して曖昧な回答をしたり、労働条件について詳しく説明を避けるような企業は警戒が必要でしょう。一方で、仕事内容や研修制度、キャリアアップの道筋について具体的に説明してくれる企業は、従業員を大切にしている可能性が高いといえます。


会社見学では、職場の清潔さや整理整頓、安全設備の充実度を必ずチェックしてください。電気工事は危険を伴う作業のため、安全管理を軽視している企業は避けるべきです。また、従業員の表情や雰囲気、挨拶の様子からも職場環境の良し悪しが読み取れます。現場で働いている電気工事士が生き生きと働いているか、上司と部下の関係性は良好かなど、人間関係の健全さも重要な判断材料となるでしょう。さらに、「面接ではないから」と気を抜かず、しっかりとした立ち振る舞いを心がけることで、企業側からの評価も向上します。

■まとめ

電気工事士として充実したキャリアを築くためには、自分の目標や価値観に合った就職先を慎重に選ぶことが最も重要です。電気工事会社やビル管理会社、製造業、電力会社など、それぞれに異なる特徴と魅力があるため、仕事内容や年収相場、働き方を総合的に比較検討する必要があります。


会社選びで失敗を避けるには、給与体系や昇給制度の確認はもちろん、教育制度の充実度や労働環境、職場の人間関係まで幅広く情報収集することが欠かせません。優良企業を見分けるポイントとして、求人情報の具体性や面接での対応、安全管理体制の整備状況なども必ずチェックしましょう。


現在、電気工事士の需要は太陽光発電やEV充電設備の普及により増加傾向にあり、就職・転職のチャンスは拡大しています。この記事で紹介したポイントを参考に、あなたの理想とするキャリアビジョンに最適な企業を見つけ、電気工事士として長期的に活躍できる道を歩んでください。継続的な資格取得と技術向上への取り組みが、より良い職場環境と高い年収の実現につながることでしょう。

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